駆け出し経営者の診断日記

 
 

本番で「自信」を保つには

  1. 07:52:34
2008年9月17日(水)

本試験まで残すところ1ヶ月あまり。
カウントダウンの音が聞こえてくる頃になりました。

この時期に、合格への磐石な「自信」を持っている人など、
ほとんどいないと思います。

一方で、同じ実力ならば、自信が過信にならない限り、
「自信」を持つ方が本番で実力を発揮できるはずです。

それでは、どうやってその「自信」をつかみ、保てるのか?
実は、診断士試験に限らず、多くの成功者が共通して語っている秘訣があります。

それは、「準備」を徹底して行う、ということです。
試しに、「自信」+「準備」でグーグル検索したところ、
600万件以上の項目がヒットしました。
それくらい、この二つの言葉が相関しているということでしょう。

でも、「準備」といっても、やるべきことは無数にあります。
じゃあ、具体的にどうすればいいんだ?
というご質問を受けそうです。

限られた時間で、効果的な準備を整えるには・・・
まずは再度目標を確認しましょう。
目標はただ一つ、10月19日に合格答案を書く ことです。

そのための、自分の課題を客観的に抽出し、対策を取る。
こういう「準備」を繰り返し、自分の「絶対値」を高めることだけに専念しましょう。
「不安」を持っても何も解決しません。

本試験当日、「やるだけのことはやった」という達成感があれば、
自分の実力値をそのまま答案に反映できるはずです。

万一、実力を出し切って敗れたとしても、
大きな悔いは残らないと思います。

邪念を振り切り、自分の課題克服に専念してください。

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課題の抽出、できてますか?

  1. 06:27:34
2008年9月14日(日)

一次試験から二次試験までの期間は11週間です。
今日で残り5週なので、すでに折り返し点を過ぎています。

この時期になると、勉強の量だけでなく質も大切になってきます。
同じ勉強時間でも、「何をやるか」により効率を高めることが可能です。
そのためには、自分の課題を把握することが必要です。

事例企業の方向性を模索するとき、
課題を抽出できれば解決策の提案は難しくありません。

同様に、自分の課題を抽出できれば、
効率的に答案の質を高めることが可能になります。

課題は、ピンポイントであるほど対策が打ち易くなります。
「私の課題は、模試の点数を上げることである」では、
「もっと勉強する」くらいしか手の打ちようがありませんが、
「私の課題は、事例?の成績を上げることである」ならば、
「事例?の勉強時間を多く取る」という対策が取れます。

さらに、「私の課題は、事例?で計算ミスをなくすことである」ならば、
隙間時間を使った計算練習など、色々な対策が可能になります。

まあ、計算ミスなどは課題としては非常に抽出しやすい例ですが、
中には抽出が難しいものもあります。

自分の課題を抽出するためには、自分の答案を客観的に分析する必要があります。
模試などで点が悪い原因を、真因まで分析できているでしょうか?
過去問で、自分の答案と合格者答案(あるいは受験校の模範解答)と、
「どこが一番違うか?」という視点で分析できているでしょうか?

やったことがない人は、ぜひ試してみてください。



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事例1 第1問(2)

  1. 09:59:30
鉄人の中でも、イメージするのは一人だけです。
和の鉄人、道場六三郎。
この鉄人は、料理対決が開始されると、まずお品書きを書き始めました

この「お品書き」が、僕の第1問を解答するイメージです。
答案全体を、事例企業の「診断報告書」と捉え、
その報告書にこれから書くテーマを、第1問で宣言する、
そういう気持ちで取り組んでいました。

こうすることにより、主体的な解答が可能となります。
その結果、あいまいな設問に対して受け身となり、
何を答えていいかわからずパニックになる、ということがなくなります。

例えば、平成17年度の事例では、「IT企業における人材の確保・活用」がテーマでした。
本試験前に作成した僕のベスト解は、以下のものです。

製造業は資本集約的ビジネスモデルであり、設備投資による量産効果で規模の経済を追求する。Webビジネスは知識集約的ビジネスモデルであり、人材投資によるコンテンツやサービスの充実でスピードの経済を追求する。


この「お品書き」に沿って、
第2問以下の解答の方向性をそろえていきました。

初めての体験となった、昨年度(平成19年度)の本試験では、
事例全体のテーマを「人材活性化によるブランド力向上」と捉え、
以下の解答を書きました。

宝飾品市場は、消費者ニーズの多様化と偏りが特に大きく不透明であり、勝者と敗者に分かれやすい。この中で企業は、ブランド認知度、ブランドイメージ、顧客満足度、等の複雑な要素を抱えて事業を展開している。


そして、このテーマに沿って第2問以降を解答していきました。
道場六三郎のイメージがあったおかげで、
パニックにならずに済んだ、と思います。

事例?の第1問でお悩みの方、
ちょっと試してみていただければ幸いです。



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事例1 第1問

  1. 07:42:33
2008年9月8日(月)

「ふぞろいな合格答案」
(32ページ)でも指摘しているように、
事例?の攻略は合格のための大きな鍵になります。

少なくとも、苦手意識を持って本試験を迎えることは、
大きなハンデを抱えることになるでしょう。

その中でも、第1問は以下のように、
禅問答のような捉えどころのないことを問われます。

<平成17年>
A社のように、インターネットや携帯電話を活用したWebビジネスは、これまで製造業が展開してきたビジネスモデルとは、少なからず違いがある。経済効果からみて、その違いを100字以内で述べよ。

<平成19年>
A社が事業を展開している宝飾品市場は、以前にも増して不透明さや複雑さが高まっている。A社が事業を展開している宝飾品市場は、どのような不透明さや複雑性を抱えていると考えられるか、100字以内で答えよ。

「何を答えればいいんだろう?」
本番の、緊張感がピークに達しているときに接する最初の設問です。
これだけで頭が真っ白になってしまう人がたくさんいるようです。

配点は少ない場合が多いのですが、
だからといって捨ててしまうことは得策ではありません。

なぜなら、最初の設問を白紙で提出すると、
採点者に対して負のハロー効果を与えてしまう恐れがあるからです。

それでは、この設問にどう接するか?
僕は、ちょっと古いですが、「料理の鉄人」をイメージしていました。
(つづく)



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お勧めのタイマー

  1. 06:12:22
2008年7月23日(水)

一次試験まで、あと10日に迫ってきました。
試験当日、終了時間までのタイムマネジメントには何を使うか、
もう決めていらっしゃいますか?

時計ともう一つ、バックアップとなる計測手段が、
万一の故障等に備えて必要と思います。

ねくすと勉強会
で昨年ちょっとしたブームになったのが、
DRETEC社のデジタルタイマー
でした。

DRETEC デジタルタイマー


このタイマーはスタンドがついているので机の上に立てかけられる上、
タイムアップ時のアラームの音量を「無」に切り替えられます。
さらに、カウントアップもカウントダウンも可能なので、
自分の見やすい方で時間管理ができます。
表示も、かなり大きめです。

大手の電気店で取り扱っているところもありますが、
手っ取り早いのはAmazonを利用することで、
1−2日ぐらいで届くと思われます。

もちろん、二次試験にも活用できますので、
もし何も用意していないようでしたら、お勧めできます。


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因数分解の使い方

  1. 05:12:57
2008年7月22日(火)

僕は昨年の本試験、事例?の第2問を見たとき、
「やった〜〜!」と叫びたくなりました。
因数分解
が思いっきり使える、高配点の設問だったからです。

第2問(配点30点)
B社が店舗数と店舗面積を増やさずに、売上を拡大するには、どのような方法がB社に適していると考えられるか。100字以内で2つ答えよ。


これに対する、僕の解答は以下のものです。

来店客数の向上:B社の認知度を高め、来店客数を増やす。このために?既存顧客の満足度を高め、口コミを誘発する、?インターネット上にホームページを開設し、店舗コンセプトを訴求する、?パブリシティを展開する。

客単価の向上:方法は?顧客情報をデータベース化し、個人ごとにきめ細かい販促を展開して固定客化し顧客生涯価値を高める、?従業員の能力を育成し提案力や店舗ディスプレー力を改善し、購買点数を増大させる。


当日は、かなり自信のある解答と考えていました。
しかし、「ふぞろいな合格答案」の採点によると、
本問は30点中8点しか取れていません。
どうやら、ずいぶん「とんがった」解答になってしまったようです。

出題の趣旨から考えて、出題委員がこのような解答を期待していた、
という可能性はゼロではありません。
もしそうなら、この解答は高得点を取っていたこともありえます。

出題の趣旨
B社が現在の店舗数と店舗面積を拡大せずにその規模を維持したままで、現在の売上の拡大を計画するとき、B社の内部環境と外部環境要因を分析した上で、最適な戦略を考案するための分析力と問題解決能力を問う問題である。


しかし、確実に「合格」を目指すならば、
とてもリスクが高いので、とても受験生の皆さんにお勧めしません。
僕も、もし昨年不合格だったら、この解答の書き方をもっと追求したと思います。
やはり、多くの合格者の答案のように、もっと与件を使うべきでした。

因数分解を使い、与件も使う。
でも、与件を「まんま」で引っ張ってはこない。
創造力も発揮されている。

こんな高度な技術、でも持っている人っているんですね。
ぜひ、「ふぞろいな合格答案」でご確認ください。



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合格のレベル感

  1. 03:53:26
2008年7月12日(土)

本試験で、1事例当たりどのあたりに位置していれば、
4事例合計で上位20%に入れるんだろう?
・・・って考えたことはありませんか?

僕はまだ二次の勉強を始めて間もない頃、
Excelを使ってこのシミュレーションをしたことがあります。

いろいろな数値を当てはめて、現実に近い分布を探してみました。
もちろん、受験生の得点分布はきっと正規分布ではないし、
事例により、分布の仕方が異なるでしょう。
特に、事例?は他の事例より標準偏差が大きいと思います。

そういったことは、とりあえず考慮せず、
モデルを簡素化するために「すべての事例が同様な正規分布をする」
という前提でシミュレーションしました。

試行錯誤の結果、最もそれらしいモデルは、
1事例の平均点 55点、標準偏差 12点、
というものでした。(下記PDFファイルをクリックすれば表が見られます)

20080625160511.pdf

この場合、60点以上、すなわちA答案が全体のちょうど3分の1で、
B答案が同じく3分の1、CとD合わせて3分の1になります。
この割合は、実際の二次試験の試験結果と、体感的に合っていそうな気がします。

1科目の標準偏差が12のため、以下の式から4科目合計の標準偏差は、24になります。
√(12×12×4)
そして、4科目合計の平均点は220点となり、
240点以上得点する割合は20%、つまり二次試験の合格率と同じになります。

総合でB判定、つまり200点から239点の割合は60%で、
これも感覚的に実態と合っていそうです。

すなわち、4科目とも上位3分の1に入れば、
合計で上位5分の1に入り、
合格を手にすることができる、ということです。

この上位3分の1というポジションを、どう見るか、
なかなか難しいところだと思います。

難関の一次試験をパスした人だけが集まる中での、
さらに上位3分の1ですから、簡単なはずはありません。

でも、二次の勉強を始めたばかりの僕としては、
「思っていたより手が届きやすそうだ」、という励みになりました。
そして、「不得意科目でも、上位3分の1に入る」、
というのが一つの目標値になりました。

皆さんのご感想は、いかがでしょうか?


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SJ法について

  1. 06:54:29
2008年7月9日(水)

昨日までにご紹介した、
「診断」と「助言」に設問を分類して設問構成と方向性を探る方法、
僕の命名では「SJ法」は、
ねくすと勉強会
の今年の受験生の多くにも、実際に使ってもらっています。

僕自身ももちろん、本試験で活用しましたが、
ふぞろいな合格答案」の再現答案(276ぺーじから)では、
ページ数の限界から、このことには言及していません。

この本の読者には、もれなくプレゼントとして、
合格者が本試験で書き込みをした問題用紙をPDFで提供しています。(319ページ)

僕の問題用紙も、その中に入っていますので、
どのようにSとJを書き込んでいるか、
ご覧になっていただければ幸いです。

またこの方法は、以前にご紹介した、
コーチング手法の応用
とも相性が合います。

というより、「診断」問題と「助言」問題を交互に出すこと自体が、
出題者から受験生へのコーチングの一環、という気がします。

一度、そんな視点で過去問を眺めていただければ、と思います。


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一次模試の活用

  1. 10:13:37
2008年6月29日(日)

週末の2日間にわたりX社の模試を受験された方々、お疲れ様でした。

試験日までカウントダウンモードに入り、成績も気になることと思います。
でも、言うまでもなく目指すべきは本試験の合格であり、
模試での好成績ではありません。

残された可処分時間をなるべく効率的に活用するためには、
やるべき課題に優先順位をつける必要があります。
模試は、その課題を見つける絶好の機会です。

優先順位とは、
? 40点以下の足切り科目を絶滅する
? 60点以上の合格科目を一科目でも増やす
? 合計点で、平均60点以上を確保する
といったことです。

もちろん最終的には?を目指すわけですが、
足切りがあればどんなに平均点が高くても合格できません。
また、得点が低い科目ほど、向上の余地は大きいわけですから、
同じ時間を活用するには点数の低い科目の方が効率が高い、という理由もあります。

特に、暗記科目の側面が強い中小や法務などは、集中的な追い込みが効きますが、
財務や経済といった科目は積み重ねが必要なので、
もし足切りの恐れがある場合は、今からでも毎日学習時間をとるべきと思います。

また、模試を受験してみると、
普段自分が「できる」「できない」と感じている科目と、
実際の模試での得点や順位とのギャップを感じることがあります。

こういった結果を、「受験コンサルタント」の目で分析し、
自分に対してのアドバイスを考えてみてはいかがでしょうか?

試験日がどんどん近づき、当事者としてはなかなか冷静になれないかもしれません。
でも、このような学習戦略を立てることも、
二次試験に向けての重要なステップだと思います。


 
 
 
 

損益分岐点裏技

  1. 08:40:02
2007年6月17日(日)

この日はねくすとの有志が集まり、
先日返却されたW社の模試の解き直し会を開催した。

W社の添削は、アカペンの記述は少ないが、
その代わりに設問ごとの答案の問題点を、
「因果ができてない」「題意に沿ってない」
などと分類された解説が同封される。

問題点1点につきA4サイズ1枚の紙が挟まるので、
4事例あわせるとかなりの厚みになる。

これらの情報を10人分ほど集めると、かなりの情報量となる。
それをExcelファイルにまとめて、分析・検討する。
多くの人が陥り易い問題や、
高得点を取った答案のポイントなどが、一目でわかってくる。

一日かけてほぼ終わりかけた頃、思いがけない発見があった。
損益分岐点比率を求める計算問題であった。
計算式自体は大したことがないはずだが、
4事例目の疲れなどがあったせいか、11人中正解者は3人だけだった。

設問の数字と解答を見比べているうちに、
参加者のひとりが声を上げた。
「もしかして、損益分岐点比率と、固定費/(固定費+利益) は同じ値になるんじゃない?

計算してみると、確かに小数点以下までまったく同じだった。
この仮説を検証することに、ちょっと夢中になった。
しばらくして、証明された。

(解説)
損益分岐点比率=損益分岐点売上高/売上高
損益分岐点売上高=固定費/限界利益率
なので、
損益分岐点比率=固定費/(売上高x限界利益率)
限界利益率=限界利益/売上高
なので、
損益分岐点比率=固定費/限界利益
限界利益=売上高−変動費=固定費+利益
なので、
損益分岐点比率=固定費/(固定費+利益)

さらに、CVPの図で、3角形の相似を利用することで、
もっと容易にビジュアルに証明できることもわかった。

この日から、損益分岐点比率の設問は、我々の間ではサービス問題となった。



 
 
 
 

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